【特集】戦争と平和の俳句
　　　●付録「戦争と平和の俳句集」

　「俳句では時事を詠むのは難しい」という言葉を聞いたことがある。果たして本当にそうなのか？　「疑問に思ったことは、つべこべ言わずまずやってみる」というのが、いつき組の基本的な姿勢。そこで選んだテーマは、自衛隊のイラク派遣問題などもあり、（恐らく）若者にも関心のある「戦争と平和」。「戦争と平和の俳句」というテーマのもとに、俳句を募集。
　集まった俳句の中から厳選した俳句を元に、「戦争を文字で伝える専門家」新聞記者を交え、座談会を行った。座談会に参加した記者は、愛媛新聞社奥村健氏と末冨綱彦氏。
　最初、「俳句は全く分かりません」と言っていた二人だったが、座談会開始早々議論は白熱し、奥村氏・末冨氏、そして夏井いつき組長、キム・チャンヒ編集長による座談会は深夜まで続いた。

　別冊付録「夏井いつき編　戦争と平和の俳句集」付き。